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新しい視点で地域力を高める活動する
SASAEAILAND UCHIKO PROJECT

ご案内information

ささえ愛らんど内子プロジェクト活動

ささえ愛らんど内子プロジェクト活動は、以下の場所で行っています。

   平成1711日に、旧内子町・旧五十崎町・旧小田町の3町が合併し、新内子町が誕生した。平成2341日現在の人口は18,744人、世帯数は7,336世帯(住民基本台帳)。

    今回の調査対象地区の1つ<大瀬地区>は、人口=1,932人・世帯数=760世帯(平成2341日住民基本台帳)で、村前、大瀬南、大瀬中央、大瀬北、大瀬東の5の地区から構成されている。内子町の中心部から、国道379号を小田川沿いに東へ10qほどさかのぼったところにある山あいの村である。ここは、1994年のノーベル文学賞作家・大江健三郎氏の出身地として、日本国内はもとより、世界中の注目を集めているところでもある。大瀬は陣ヶ森をはじめとする山々に囲まれ、温暖多湿の気候が豊かな自然を生み、そこから流れ出る水で清流小田川を育んできた。この小田川は地域の誇りであり、住民の生活そのものである。また澄んだ空気に恵まれ、四季折々の顔を見せる美しい山里に育った農産物(葉たばこ、柿、栗、ぶどう、桃、梨、野菜など)は自然の恵みをいっぱいに受けて美しいものばかりである。

もう1つの<小田地区>は、人口=2,956人・世帯数=1,293世帯(平成2341日住民基本台帳)で、立石、吉野川、中田渡、上田渡、臼杵、寺村、小田、南山、本川、中川、上川、日野川、大平の13の地区で構成され、中山間地域であり、急峻な地形の中に、町の中心を流れる小田川に沿って民家が点在している。90%が山林であり、山林は杉と檜が混在し、小田深山にはブナ・桜など広葉樹にも恵まれ、渓谷などの豊かな自然を有している。産業は林業、菌床椎茸、若松、ピーマン、栗等が盛んで、小田のうどんや味噌は特産加工品として有名である。また、地域の素材を活かした草木染も盛んであり、南予唯一のスキー場は観光面・雇用面から地域を支えている。

内子町においても、急速な高齢化の進行、さらには農協や小売店舗の相次ぐ撤退や廃業など、買い物弱者への対応が急務な状況にある。内子町内でも高齢化が進む大瀬地区の高齢化率は41.6%で、小田地区の同率は44.5%である。内子町全体の高齢者人口は6,261人で率は33.40%である。